
外観部分の肉厚変化は、ゆるやかにしましょう。
肉厚が急に変化していると、その境界にそってヒケ(成型不良の一種)が発生してしまいます。


金型部品は高温で溶かして型に流し込まれた後に、冷え固まって取り出されます。
肉厚に差があると、冷める際の熱収縮にムラができてしまいます。境界にそった収縮跡がヒケとして外観面に現れるのです。
ヒケの対策としては、肉厚の変化をゆるやかにしましょう。
肉厚変化の境界があいまいになるため、ヒケも目立ちにくくなります。

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