セルフタップボスでは貫通穴を避けるべき理由

セルフタップ

セルフタップボスを貫通穴にする際の注意点を紹介しています
結論から述べると、貫通穴はなるべく避けるべきです
その理由と考え方を見ていきましょう

セルフタップとは?

セルフタップビスは樹脂のセルフタップボスにネジ溝を切りながら部材を固定できます
下穴にネジ加工をする必要がないのでコストを抑えることができます

セルフタップボスの貫通穴とは?

左が非貫通穴、 右が貫通穴の断面図です

左の非貫通穴の場合は、ボスの下穴に対してビスが長いと
ビスが底付きするリスクがあります

底付きすると、ビスがうまく締まらなかったり
ボスに大きな負荷がかかってボスが壊れてしまいます

一方で、右の貫通穴の方がスペースを小さくすることができます

そのため下記のような場合に、貫通穴にしたくなります
・使用するネジ/流用するネジが長い
・小型の製品でスペースが利用できるスペースが狭い

セルフタップボスの貫通穴は避けた方がいい

冒頭でも述べた通り、セルフタップボスの貫通穴は避けるべきです

その理由は、セルフタップビスを利用すると切粉が発生するためです

上の図はセルフタップボスの裏に基板が配置されている場合です

ボスの材料にC(カーボン)が含まれていると、多少なりとも導通するため
基板がショートを起こし、最悪発火する恐れがあります

導通性の材料でなくとも、ギアやベルトなどの駆動部に切粉が挟まることで
動作不良を起こす、異音が発生する危険があります

機能不良がないとしても、製品から粉体が発生するため
品位を疑われかねません

セルフタップボスを貫通穴にすることで得られるスペースは
他の箇所の設計を見直すことで確保しましょう

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