ティアダウンとは? もはやエンジニアの必須スキル

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製造業における『ティアダウン』について説明します。
ティアダウンの流れも具体例をまじえて解説します。

もはやエンジニアにとって避けられない必須スキルとなりつつあります。
この機会に理解を深めましょう!

ハジメ
ハジメ

ティアダウン活動をやれって言われたんですけど・・・
ティアダウンって何ですか?

ベン
ベン

機能ごとに製品を分解・分類して、改善点を見つけることかな

ハジメ
ハジメ

・・・?

ベン
ベン

実際にやってみよう
すぐにイメージがつかめるよ

ティアダウン(Tear Down)とは

製造業におけるティアダウンとは、製品を機能ごとに分解して分析することで、
品質向上やコストダウンに繋げることです。

英語では『Tear Down』です。

実際の製造現場でティアダウンを行う主な目的は『コストダウン』です。

製品を機能ごとに部品レベルに分解することで、
どの部品をコストダウンすべきか見えてきます。

自社と他者の類似製品を比較する場合、
製品には複数の機能があるので、単純比較が難しいです。

しかし、製品を機能ごとに部品レベルに分解することで、
同じ機能を満たすために、部品コストがいくらかかっているのか、
いくつの部品が関わっているのかが明確になるのです。

ティアダウン活動を行うことで、
効果的・戦略的にコストダウンを行うことができます。

ティアダウンのイメージ

例として市販のノック式ボールペンを使って、
ティアダウンのイメージを掴みましょう。

ハジメ君が設計したペンよりも、競合であるP社のペンの方が安いです。
でも、このままではドコに原因があるのか分かりません。

ハジメ
ハジメ

なぜ・・・
とにかく手をつけられるところからコストダウン

ベン
ベン

待て待て!
コストダウンを効率よく行うためにも、まずは分解と分析

両社のペンを分解し、機能ごとに分類していきます。
部品点数や部品コストにも注目し、競合との差を探します。

ハジメ
ハジメ

僕が設計したノックユニットは3部品だけど、
S社のユニットは2部品です・・・!

ベン
ベン

1部品がノックキャップとクリップの役割を兼ねているところも差がついているな

ハジメ
ハジメ

製品全体だとよく分からなかったけど、
分解したらドコに問題があるのかよく分かりますね!

これは非常に簡単な例ですが、複雑な自動車部品でもやることは同じです。
製品全体でなくとも、エンジンなどのユニットごとにティアダウンを行うことも可能です。

ティアダウンの流れ

ティアダウンは次の流れで行います。

1.自社製品と競合製品を準備する

この後分解したり、観察したりするので、
可能なかぎり現物を用意できるといいでしょう。

2.製品を部品レベルに分解する

部品をバラしていきます。
元に戻したり、後で見返すために、写真や動画を撮りながらやるのがオススメです。

3.各部品のコストを算出する

他社製品のコストは厳密には分かりません。
同じ部品を自社で製造・手配した場合の仮コストを見積もります。

4.機能ごとに部品を分類する

機能ごとに部品を分類・整理していきます。

5.自社と他社の部品を比較する

同じ機能を満たすための部品点数やグループのコストを他社と比較します。

6.他社の方がコストや部品数が少ない部品を抽出する

自社と他社で差が大きい部品ほど、コストダウンできる可能性が高いです。

7.抽出した部品のコストダウン方法を検討する

他社の部品をよく観察することで、
なぜコストが安いのか、なぜ少ない部品数で機能を満たせているのか検討します。

まとめ

いかがでしたか?

機能ごとに分解・分類するティアダウンを駆使すれば、
コストダウンを効果的に行うことができます。

小さな要素に分解・分類して戦略的に改善する考え方は、
『コストダウン』以外にも『品質向上』など様々な活動に応用することができますよ。

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